精神を消耗させられる人とのつき合い方

職場や学校には精神を消耗させられる人がいます。
上司、部下、同僚、先輩、後輩、同級生の関係はあまり関係ありません。

その人は・・・

・相手の弱みを見つけて指摘することで自分を高めようとします。

・相手を自分の思い通りに動かすことで、自分の力量を確認します。

・人の前で相手を罵倒して自分の強さを周りにアピールします。

その人はたいていの場合でプライドが高いのです。
「他人より優れていたい」という想いが強く、負けそうになるといつも不安になるのですね。つまりその人自身が精神的に余裕がないわけですね。それを少しでも和らげるために他人を利用しているに過ぎません。される側の不快感なんてお構いなしです。

それではなぜいつも私たちがターゲットになってしまうのか?
それは私たちが真面目でいい人だと知っているからです。多少攻撃されても紳士的に対応する、いつも我慢しやり返すことをしない、つまり逆に自分が不快な気分にさせられる心配がない確約が取れているからそうしてしまうのです。知らず知らずの間に心を許しているのですね。これは動物の本能的な反応だと思います。

 

 

f:id:yayuka0726:20211019065148j:plain

 

 

ここで私が職場で面倒な相手から距離を開けるのに役立った方法をご紹介します。
おかげで職場でのストレスが随分少なくなりました。

1.その人の前では必要な発言以外は控える(仕事に集中する)

2.対応や言葉遣いをなるべく丁寧にする(友達感を出さない)

3.プライベート付き合いはしない(多忙や金銭面を理由にお断り)

4.交流会などのイベントではなるべく距離をあけて座る

5.ペアリングでの業務が発生しないようできる限り調整する

つまりまず相手との物理的距離をあけ、さらに内なる自分を見せない、ベールに包まれた感じに持っていくわけです。この人のことはよく分からない、もしかしたら自分に反撃してくるかもしれない、と本能的に警戒させるのです。それでいて仕事はしっかりこなしているように見えるので文句がつけられません。

人数の少ない職場や部活動などの中で実行するのには無理があるかもしれませんが、
普段から多少なりとも無理なくこれらを取り入れていくことで、少しずつその人の反応が変わっていきます。

私たちは学校教育において、周りのすべて人に対して優しく接し、助け合って生活するよう教えられてきました。私も長年、それがあるべき姿だと信じてそのように行動してきました。しかし、不快にさせる相手にも寄り添って生きるのは大変な労力を消耗しました。相手も変わることなく、またその過程で自分の精神が崩壊してしまう場合もありました。

他人の欲望せいで自分の人生を台無しにしてはいけません。
自分のことは自分でしっかりと防衛し、精神満足度の高い人生を送りましょう。